金曜の夜に9路と13路のレッスンを担当している政光です。
昨年はクラウドファンディング13路盤プロ選抜トーナメント戦というのを企画、
実現をいたしましたが、その関係で京都と東京を何度も往復しました。
そして特筆すべきが7月から12月の半年間の夜行バス8往復でした。
(6月までは残念なことに夜行バスに思い至らず、新幹線を使ってました...)
夜行バスの何がすごいって、まずは運賃です。
新幹線で「のぞみ」だと、1往復でだいたい2万7千円。8往復だと21万6千円。
夜行バスのほうはというと、実際に楽天トラベルで支払った全16乗車の運賃が
下記です。
6,580円 2,300円 3,700円 4,200円 5,000円 4,800円 5,800円 3,000円
6,700円 4,600円 2,800円 5,200円 5,400円 2,700円 5,000円 2,500円
(日によって全然違いますが...最安値が2,300円!!
2,000円台で4回も乗ってました。)
合計 7万280円
その差額、実に約14万5千円。これはばかにならない金額ですよね。
新幹線を使っていた時代(?)と比べて関西←→関東の心理的距離が
思い切り縮まりました。フットワークも軽くなろうかというものです。
お金だけの問題じゃありません。寝ている間に移動するというこの合理性。
新幹線での移動時間を有効に使おうと、本を読んだりパソコン仕事をする人が
多いと思いますが、いちばん楽な過ごし方はやはり寝ることでしょう。
でも昼間に寝てしまうと生活のリズムがおかしくなるかもしれない。
夜寝ている間に移動。実に合理的です。
京都や東京で23時ぐらいまで飲んでたりして(これが新幹線移動だと最終が
21時過ぎだったりするので、ゆっくり飲めません!)、それで朝、目覚めると
移動完了。夢の瞬間移動装置が実現したのと同じことですよ??
さらにいうと、京都=東京間の夜行バスは3回のトイレ休憩が入ります。
たいてい、滋賀県か三重県で1度、静岡県で1度、神奈川県で1度。夜なので
さすがに景観がどうこうというのはありませんが、それでも「おお、ここがあの
金太郎の足柄山か〜」といった旅の風情が楽しめる。
種類豊富な静岡のご当地サイダーご存知ですか?
瞬間移動とは違うバスならではの楽しみといえます。
iPhone の地図アプリを立ちあげていると、GPS機能によって
「なるほど、いまここを走っているんだ」というのをリアルタイムに追跡
することもできます。(液晶のバックライトが周りの迷惑にならないよう、
毛布をかぶってその中で見てくださいね!)
ということで、私のお気に入りの場所として夜行バスを挙げさせていただきました。
3月9日の夜にまた京都駅でバスに乗り込む予定です。
皆様こんにちは。月曜日夜の部を担当している福岡明日翔です。
まずは簡単に自己紹介から。
アニメヒカルの碁をみてから碁をはじめ13年。主人公ヒカルに影響され、
碁を覚えて一年ほどで日本棋院院生になりました。
俗にヒカ碁世代と呼ばれる世代です。
稲本イン、橘インとはこの時代同じ院生でしたが、
今も同じ業界で仕事をしているということは碁縁というほかありません。
さてさて今回のテーマは
「お気に入りの場所」
最近のお気に入りは、
「100円ショップ」です。
というのも、2015年2月15日に結婚しまして。
数字の並びが良いのでこの日にしたそうです。
妻に言われるまで気がつかなかった私。( ̄▽ ̄)
そんな訳で只今新居にて新婚生活を満喫中なのです!
今はこの空間をどう活かすかを考える日々。
そこで便利そうなものを買い揃える為に100円ショップへGO!
100円ショップには中学生以来でかなり久しぶりだったのですが、
ほんとびっくりしました!
ガラス張りのオシャレな(←ここポイント)ゴミ箱が100円!
ここで気持ちが高ぶり、「ゴミ箱はこれにしない!?」と大きな声で妻に聞いたら
「重い、色がやだ。」と小声で一蹴されました。
うう…(´・_・`)
既に尻に敷かれているので結局自分で選べたのは、
自分が使う洗面コップ
シェーバーホルダー
ワンプッシュ醤油さし(これ便利)
以上3点のみ。
15点以上買ったのにな~(ー ー;)
今度は1人で買い物いこう。( ̄▽ ̄)
お店によって品揃えが大きく違うようなので見つけたら
ふらっと寄ってみたいと思います。
ガラス張りのオシャレな(←ここポイント)ゴミ箱のような掘り出し物?
も見つかるかもしれませんからね!(笑)
良い品見つけたら皆さんにもご報告致しますので期待せずに!お待ちください。
以上福岡でした!
高尾の2つ前、京王線めじろ台駅。半年ぶりだ。
息が白い。都心の気温より5℃低い。
ここに降りた時から、それは始まっている。
実家まで徒歩5分。その5分で時間がどんどん、さかのぼる。
僕のために、少し大き目に造られた玄関の扉を開ける。
「あらお帰り。お茶淹れてあげるから、炬燵で暖まりなさい。」
毎日ここに住んでいるかのようだ。
あれから20年。ここでは僕は、息子のままだ。
数年前から指定席が「上席」、テレビの正面に変わった。
立ったり座ったりが億劫になったのだろう。
親父があまり座らなくなった。
席が良くなって、少し寂しくなることもあるのか。
そしてお袋は買い物に、親父は散歩に出かけた。
木製の大きな置時計。針の音が今日は大きく聞こえる。
冬の光が縁側の鉢植えを、優しく照らしている。
いま一人お茶の時間。ここで起きた「事件」が蘇る。
16年前の大晦日。
妹が作ったデザートの杏仁豆腐。
慣れないキッチンで砂糖と塩を間違えたらしい。前代未聞の味。
その衝撃の余韻が冷めやらぬ時だった。
「この人と結婚したい」
突然、彼女が1枚の写真を出してきた。
僕より5歳年上、192cm。青い目の大きな「弟」候補。
先週初めて会ったばかりだと言う。
家族は皆、そこからあの日の紅白の記憶がない。
自称六段の弟と、『兄弟3番勝負』。
正月の恒例行事だった。そして5級の親父が毎度の台詞。
「そんなところに打つのか。
お前たちはまだ何も分かってないな。」
「ほんとそうだねー。」
僕ら2人は盤面から目を逸らさない。
高段者は手抜きの技を知っている。
この光景、弟に娘が出来てここ数年はおあずけ。
少し残念だ。
就職、転職、結婚、起業、離婚・・。
僕の全てを見てきた、唯一の場所。
時間が戻った気になる、一番の場所。
ところで、夏のお気に入りの場所はどこなんですか?
そうか。その手があったかー。
それは夏にまた話しましょう。