2015/06/01
その他, 政光順二インストラクター
前回はバスの話を書きましたが、こんどは飛行機の話です。
京都に住んでいたときのことですが、1人で沖縄に行く用事がありました。
関西には伊丹空港と関西空港があります。
(今は神戸空港もありますが、当時はまだありませんでした)
基本的に国内線が伊丹空港、国際線が関西空港です。
その日、私は沖縄に行くんだからと何も考えずに伊丹に向かうつもりで家を
出て京都駅に着きました。京都駅前から伊丹空港まではバスで50分弱。
(もう予想がつくかと思いますが、私が予約していた飛行機は実際には
関西空港発だったのです。関西空港までだと京都駅から特急はるかで
1時間15分、高速バスで1時間半)
まだちょっと時間に余裕があるな、と思いながら京都駅前のアバンティという
商業施設内で飲料を買ったりトイレに行ったりしていました。
そのときです。「関西空港行きのバスは○時○分の発車になります」という
アナウンスが聞こえて...
「関西空港!?」その単語がまさに天啓のように私の脳内に鳴り響きました。
(たぶん、チケット買った時点で関西空港というのが頭の片隅に収納されて
いたのです。)
ポケットをまさぐりチケットを取り出すと、確かにそこには関西空港の文字が!!
走りました、京都駅まで。みどりの窓口で特急はるかのチケットを買って、
電車に飛び乗って....
間に合いました。
間に合ってしまったので傍から見ると事件でもなんでもないのですが(笑)
今でも思い出すたびに、あれは天使だか守護霊だかわかりませんが、
そのようなものの導きだったに違いないという強烈な記憶として残っています。