第1・3土曜日の夜の部担当の 関 兵馬 と申します。
囲碁を教えて17年、囲碁の普及と指導法について
考えなかった日は一日もありません。そんな囲碁バカです。
今までの思いの丈を「碁を愛する人に捧げる本」と題し
桜の咲く頃までには執筆したいと思っています。
読めば碁が恋しくなる ほっこり した内容になる予定です。
さて、今回のテーマは「お気に入りの場所」ということですが
実は私、どこの場所にいてもあまり変化を感じないようでして・・・。
特定の場所 は持ち合わせていないことに気づきました。
逆に言えば、どこでもお気に入りになっちゃうようです。
そこで、場所ではないのですが、居心地の良い「心の在り処」
というお話をしたいと思います。
誰しも調子の良い時と悪いの時の「心の在り処」の違いを
感じたことはありますよね。私も毎日違いを感じて過ごしています。
調子の良い日は朝から余裕たっぷりです。
そんな日は何が起きても笑っていられるし、1日が燦々としています。
こんな日が毎日続けば素晴らしいのですが、そうはいきません。
調子の悪い日は朝から焦りっぱなしです。
そんな日は些細な事でもイライ ラしてしまい、1日が憂鬱になります。
調子の良い日は何も心配ないのですが、問題は悪い日です。
調子の悪い日はどこか焦っていて、心が揺れているような感覚がします。
できれば少しでも、心を居心地の良い場所に戻してあげたいものです。
そんな時、私が実践してるある方法を紹介します。
それは・・・「ゆっくり急げ」 というものです。
矛盾して聞こえるかもしれませんが、心はゆっくりを意識して
行動は普段通りかやや遅くすることを心掛けます。
行動をやや遅くすると、朝の時間が間に合わなくなると思うかもしれませんが
意外と変わらないことがやってみると分かります。
ポイントは、心にゆとりを持たせるために次の行動だけに集中して
他の事は考えないようにすることです。
とは言っても、色々な事が思い浮かんで来て心を揺さぶろうとします。
そこで、次の行動を普段のスピードでするか、やや遅くするかを考えることで
余計な事を考えるスペースを消すのです。
この方法はとても有効ですので、皆さんも是非試してみてください。
素晴らしい1日のスタートをお約束します。