• ホーム
  •  > 
  • 500人の笑顔を支える、ネット碁席亭日記

根本席亭ブログ 500人の笑顔を支える、ネット碁席亭日記 囲碁の上達方法やイベント情報など、日々の出来事を発信していきます。


自営業の僕にはないが、勤め人のつれあいには賞与がある。



それにあわせて夏と冬、ランチタイムに築地の

『秀徳2号店』に突撃している。




僕らはいつも、腕と人柄に魅かれて名取さんを指名する。

毎回驚きがある。




「はいっ、ブリ大根ね~」

手もとにおかれたブリの鮨の上には大根おろしとカラシが少し。



いままで鮨の上に黄色いカラシが乗っているのを見たことがない。

しかし「ブリ大根」なら
カラシはありだ。



「つぎはサワラいくよ~」

サワラを鮨はもちろん生で食べた記憶もない。



「身が柔らかいからほかでは握りにしないね。

うちのはなんてったって鮮度がいいからね」




年に2回のこの企画、『時すでにおすし』と名付けて楽しみしている。

今日で5回目だが、次は来春、企画外で両親を呼ぼうと思う。



*築地場外 秀徳2号店

 http://www.shu-toku.com/shutoku2



この時期になると僕の心は時折「右斜め上」に向かう。

世界地図で右斜め上。それはアラスカだ。



今夜も世界最長の犬ぞりレース『ユーコンクエスト』

テレビにかじりついて見た。




今頃どんなオーロラが出ているだろうか。

いま何度ぐらいだろうか。

番組を見ながら、映像を勝手に自分の脳内で変換し始める。



こうした想いを持てる場所があるのは

人生において幸せなことだ。



大学三年の2月、初めてアラスカの玄関口アンカレッジを訪れた。

当初1週間ぐらいの予定だったが、アラスカは

そんな簡単に僕を離してはくれなかった。



結局22日間、滞在した。

陸路のない北米最北端の村、バローにまで足を伸ばした。

マイナス35℃の中、凍った北極海の上で寝そべり、

エスキモーに写真を撮ってもらった。



あれから四半世紀が経とうとしているが、想いが衰える気配はない。

四度目のアラスカもそう遠くはないだろう。


CCI20161224



今年はここまで一度も体調を崩していない。

まずいなと思う。



一昨年は、40℃近い熱が4回出て、

その都度1週間ほど倒れた。



昨年は、その原因不明熱で精密検査した結果

偶然見つかった腫瘍の手術をした。



親指大の腫瘍が良性のままで見つかったのは、ぶっ倒れたおかげだった。

腫瘍と高熱の関係は
なかったが、大事なメッセージを届けてくれたのだ。



受けてみて初めて知ったが、手術は「超精密健康診断」でもあった。

全身くまなくリスクを徹底的に調べるので

ターゲット以外の心配が当面ない。



今年はここ数年にない健康な年を過ごせて感謝なのだが、

しっかり倒れなかった年でもある。




今朝、あわてて健康診断を申し込んだ。



番組でライザップを特集していた。

ジムや英会話、料理教室は知っていたが、ジーンズメイトなどの経営に

参画して
立て直しに成功しているのは知らなかった。



結果、つまり数字でしか評価しない、評価されない世界は、

厳しいようで
事業をやるうえでは当たり前だ。



しかし僕自身含め、囲碁界で意識している人、会社はほとんどない。



開始して1ヶ月が経過した『上達の約束』は、囲碁界ではじめて

受講者に対して結果を
「保証」する教室だ。

現在6名に受講していただいている。




教室の質を高める努力をすると同時に、自分たち自身が、

事業として
数字にこだわり結果にコミットできているか、

厳しく問いかけ続けなければならないだろう。



*囲碁教室『上達の約束』

https://peraichi.com/landing_pages/view/jotatsu-promise-igo



今日はおとなり将棋界が羽生永世七冠誕生で盛り上がっている。

ところで将棋と囲碁の違いを一言で、といわれたらどうするだろうか。



盤上のコマ(石)が動くのが将棋、動かないのが囲碁だ。

囲碁の石は、まるで時の流れのように一度打ったら取返しがつかない。



そして囲碁の強い人は、

「変えられない過去の一手」の価値を

「変えられる未来の一手」で
変えていくことが出来る。



輝く未来のために、過去を再認識、再構築していくゲーム。

僕はその囲碁から多くを学んで今日がある。


 

PAGE TOP