2018/11/21
食欲の秋。
秋は美味しい食材が次々に登場する季節だ。
そのなかで、あまり目立たないが毎年心待ちに
しているものがある。
こんにゃくだ。
えー、こんにゃくに旬があるの?
僕もそう思っていた。
だが6年前、はじめて自分でつくってみてから
秋深まる頃から冬は、こんにゃくの季節になった。
芋は日持ちがしないため、ネットで買うしかない。
昨日、群馬から届いた芋だが、2つで送料ふくめて千円ちょっと。
この2つからふつうのこんにゃくが20枚はできてしまう。
味噌田楽、煮物も美味しいが、
お薦めはなんといっても刺身こんにゃく。
歯ごたえも味も、今まで食べていたのは何?
となるのはまちがいない。
お店の説明にこうあった。
同じフライドポテトでも粉からつくっているものと
芋をあげたものでは味が全然違う。こんにゃくも同じで、
市販されているほとんどが粉からつくられている…。
手間はかかるがお金はかからず、
つくるのも供するのもイベントになる。
まだつくったことがない方は、ぜひ一度挑戦を。
下仁田ぜいたく庵 https://item.rakuten.co.jp/zeitaku-an/o-51/#o-51
2018/11/06
辞めて15年以上経つが、社会人をスタートさせた会社への想いは、
想像以上に大きかった。
会社の保養所がたちならぶ那須の山中を散歩していると、
まるで今日、僕をそこで待っていてくれたかのように現れた。
買い手が見つからないまま長いこと放置されているようだ。
建物の前にかけられたチェーンは、ところどころ赤茶色く錆びていた。
周囲は紅葉の盛りで、光の加減で一瞬一瞬、趣がかわる。
朝陽に照らされた葉を裏側から見るのもまた美しい。
人気(ひとけ)のない前の会社の保養所の前で、
ゆっくり「大きい秋」をかみしめた。
2018/11/02
最初「おはこ」と読んで得意技の意味も込めているかと思った。
先日スーパーの味噌棚である札に目がとまった。
その味噌には「人気NO.18」とついていた。
とりあえず棚の味噌を数えてみる。
ざっと30種類ぐらいだ。
買い手の意欲を刺激するにしても、人気が18番目なら平均以下、
不人気ともとれる。
わざわざ表記するとは何かほかの意味があるに違いない。
そう思いもう一度周囲をチェックする。
左上に「人気NO.16」があった。
うーむ。これは本当にわからないぞ。
こういうものを見つけると、何だか嬉しくなる。
こたえがわからないというのは
僕にとって贅沢の一つなのかもしれない。