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根本席亭ブログ 500人の笑顔を支える、ネット碁席亭日記 囲碁の上達方法やイベント情報など、日々の出来事を発信していきます。


「明の撮影はカメラボタンではなく動画ボタンをおしているのが

たくさんあったわよ。ピントのあわせかたもいまいちね。

でも昨日は朝早くからありがとう。お父さんもよろこんでいたわ」



母からメッセージが届いた。



僕はもとよりガラケーだ。

スマホデビューしたての母に、上から目線の絶好機を

与えてしまったのが少し悔しい。




焦点はあってなかったかもしれないけど

笑点にはあえたでしょ。



こんな返しだと座布団一枚もらえるだろうか。



昨日、後楽園ホールで『笑点』を3人で観覧した。



当選倍率50倍を勝ち抜き、当日3時間半前から並んで

ダッシュしてとったアリーナ席だったが、父をつれて

ゆっくり入場してきた母が後方でさけぶ。



「こちらの席のほうがいいわよ」



たしかにパイプ椅子で平らな前方より、

やわらかい
スタンド席前方のほうが、楽で見やすい。

おいおい、僕の3時間は何だったんだ。一瞬頭をよぎったが、

すぐ気持ちをきりかえてガラガラの後方に陣取る。



普段の放送は半分ぐらいカットされているのがわかった。

いつもより長い大喜利2本分も、笑っていたらあっという間だった。



「一生に一度は見る価値があるな」




帰り際、父らしい感想があった。



好みの焦点はあっていたようだ。




20180922-1 笑点20180922-220180922-3



最近、早朝に1時間ほど歩いている。



毎朝同じタイミングで同じところを歩くと、

少しずつ日の出が遅くなっていくのがわかる。



爽やかな朝の空気に触れて、気分がのってくると

自然と口笛が出る。こんな曲だ。



https://www.youtube.com/watch?v=5HVsepZKNso



この前、はじめて和太鼓グループTAOの演奏を聞いて以来、

朝のテーマソングになった。




曲名は「双飛」。



篠笛の美しいメロディーと力強い和太鼓と一緒に

飛んでいきたくなる。




今日も楽しい一日が始まる。



今年のはじめ、こんなことを書いた。



「ブログの力」

http://www.ishioto.jp/blog/%e3%83%96%e3%83%ad%e3%82%b0%e3%81%ae%e5%8a%9b/






今日ハガキが届いた。

これは「ブログの力Ⅱ」だ。



「三度目も正直」と書いたとたん、

「三度目の正直」となった。



誰か見てるのだろうか。

ブログの神様がいるのだろうか。



いや、書くことで、何かが起きる。

書かなければ、何も起きていない。

そんな気もする。



幸運に感謝しつつ、22日を楽しんでこよう。




20180911



9月22日に『笑点』の収録が後楽園ホールである。



2年ほど前から、毎回というわけではなく、思い出した頃に

観覧応募ハガキを10枚送っている。今回で三度目だ。



挑戦しているのには理由がある。



第一に、プレゼントのネタがなくなってきた。

毎年やってくる父の日や誕生日。弟や妹からのものとも、

自分があげた過去のものとも、かぶりを避けるのが難しくなってきた。



第二に、軽く驚かせたい。

偶然の産物は、自分の意思で買えるものとは違って、

少し違った色に見えるはずだ。



第三に、毎週見ている。

眼が悪くなっている父だが、仮によく見えなくても

馴染みのあるものであれば、音や雰囲気で楽しめるだろう。




当選したら収録2週間前までにハガキがくるという。



どうやら今回も今までと同じ結果になりそうだが、

あまり力まず出し続けていれば、いつかきっと。



いよいよ始まった。



設計図や完成予想図を見ると、家の中も外もシンプルだ。

お洒落さやモダンさとは無縁の、今風ではない顔つきをしている。



家相や予算の都合もあったが、それだけではない。




「これかっこいいな」

「こんなの素敵ね」



多くの家やモデルルームを見て憧れはあった。

一生に一度のことだから、といい聞かせる自分もいた。




だが、吹き抜け、中庭、勾配天井、格子戸スクリーンに間接照明。

結局どれも採用しなかった。



家ってなんだろう。 



自分の家に「帰る」とは言うが、「行く」とは言わない。

ホテルに「行く」とは言うが、「帰る」とは言わない。



「帰る」は、ほかに選択肢がない場所のときに使い、

「行く」は、気分で決めていい場所に使っている。



そういえば実家は、帰ると言ったり、行くと言ったり。

家とホテルの中間なのか。




かっこいいところや素敵なところは、これからも時折「行く」だろう。



だが今はしっかり、「帰る」ところをつくってもらおう。



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