2018/02/04
今日は神田で囲碁教室『上達の約束』。
新メンバーが1人加わり6名だった。現在ネット2名含めて
11名の方がここで「上達」を目指している。
ところでゲームやスポーツなど勝負事には
「攻める」と「守る」がある。
攻めるときは楽しい。囲碁でもそうだ。
しかし「上達」を目指す上で大事なのは攻めよりも守りだ。
レベルがあがればあがるほど、差がつくのは攻撃力ではなく
防御力というのは、広くあてはまる。
ボクシングのタイトル戦やテニスの決勝を見てもそうだ。
「食べる前に飲む」 ひと昔前によく聞いたCMと同じく
「攻める前に守る」 これも教室で繰り返し発信していこう。
プライベートでは自分自身に対しても。
*上達の約束
https://peraichi.com/landing_pages/view/jotatsu-promise-igo
2018/02/03
僕のサイトではお試し中の方とよくデモ対局をする。
操作に慣れてもらうのと、棋力を判定するためだ。
今朝は小学五年生の男の子と対局した。
大分在住で周囲に教えてくれる人がいないという。
お父さんからメールを頂いた。
小学生で既に五段で登録しているだけある。
軽い指導のつもりが、気づくと僕は座りなおしていた。
予想以上に強い。そして着手が早い。
しかし全部の着手が早いかというとそうではない。
こちらが「宿題」を出したときだけピタりと止まる。
まるで野山を駆け回る小熊が、ベテラン猟師のワナの手前でだけ
立ち止まって慎重に歩くように。
囲碁は別名「手談」という。
文字通り「着手で談話する」ゲームだ。
「あなたここ守らないとだめよー」
「いや、まだ大丈夫でしょ。それよりあなたこそ、そこ心配ないの?」
「私のはまったく問題ないです」
こんなやりとりが無言のまま、盤上に置いた石だけで表現されていく。
今日はデモ対局といいながら、
久しぶりにこうした「手の談話」を楽しんだ。
そしてその談話の結果はどうだったのか。
囲碁サイトなので「続きはWEBで!」
と言いたいところだが・・・。
大熱戦のすえ、見事に僕が討ちとられた。
2018/02/02
明日は中野区産業振興推進機構(ICTOCO)で講演をする。
演題は『シニアを活かす目のつけどころ』。
今まで同じタイトルで話をしたことはない。
中小企業の経営者が30名ほど集まると聞いているが、
これも初めてだ。
こうした場がいただけるのはありがたい。
時間は20分ほどと短いが、準備が簡単かというとそうではない。
「何を言わないか」
いま悩んでいる。
講演前夜、いつもの風景だ。
*中野区産業振興推進機構 http://ictco.jp/about.html