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根本席亭ブログ 500人の笑顔を支える、ネット碁席亭日記 囲碁の上達方法やイベント情報など、日々の出来事を発信していきます。


今日は東京商工会議所(東商)の中野支部を訪問した。



これから1年間、毎月開催するセミナー

『シニアを活かす目のつけどころ』の後援をお願いした。



担当者と話をしながら、ふと思い出した。



今から15年ほど前、僕は大阪商工会議所(大商)

毎週のように出向いていた。




大商は当時、全国の商工会議所に先駆けて最大規模の

ビジネスモールをネット上に
持っていた。



僕の会社は、商流をネットに乗せる数少ない実例として

紙のネット取引市場を運営していたので、
大商と提携して近畿圏をまわった。

最初の1年は出張が30回を越えた。



新しいことをするときは自分ひとりでやろうとせず、

できるだけ動きまわり、
広く仲間を募る。



15年前は「商流をネット上に」で大商からだったが、

今回は「シニアの力を社会に」で東商中野支部から始まる。



よみがえる記憶が、いま、自分をワクワクさせている。



『坐忘』:静坐し現前の世界を忘れる。



一昨日訪れた笛吹川沿いの宿は、仏教用語から素敵な名前をつけていた。

心地よい和の設えで至福のひとときを楽しんだ。



広いラウンジが素晴らしかったな。

朝食が美味しかったな。

いい湯だったな。



いまも余韻が残る。



だがこれらは時とともに薄れていくだろう。

ほかの宿の記憶に上書きされることもあるだろう。



いっぽう、義理の両親に予想以上に喜んでもらえたことは、

時とともに記憶が濃くなっていく
予感がする。



「時のごちそう」



とはこういうことなのかもしれない。


2018/02/25

絵の力


今日は短時間ながら久しぶりに絵と向き合う時間があった。



山梨の笛吹川温泉に義理の両親と一緒に来ている。

途中山梨県立美術館に立ち寄った。



ミレーの『種をまく人』



少し薄暗い背景の中で、農夫が種をまいている。

それだけの絵なのだが、なぜこれが彼の代表作なのか

少し感じることができた。



収穫という未来に向かう力強さがある。

未来に向けて種をまいている。

その絵の前に立っていると、自然と元気になる。



絵の力を感じるひと時を楽しんだ。




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ねもちゃんさぁ、数字好きだよね~。



昨年京都で久しぶりにあった8歳年下の後輩から言われた。

数字好きかどうかはわからないが、たしかに毎日数字と親しんでいる。



ぱっといま何時何分かをあてる。

レジで会計中に金額をあてる。



毎回ゲーム感覚でひとり楽しんでいる。



最近、いままで縁のなかった数字に気をうばわれている。

ご存じ「坪単価」だ。



建物価格を広さで割った数字で、

住宅メーカーを横並びで比較する目安ながら、

定義がバラバラなのが面白い。



広さが屋根のあるところの総面積、つまり延床面積なのか、

バルコニーなどを含んだ延床面積なのか。

坪単価にキッチンやお風呂などの設備を含むのか。



各社が自社に有利な部分だけを切り取ってアピールしてくる。

こちらも真実を見抜く目を
持たないと太刀打ちできない。



さらに、同じ広さ、たとえば36㎡に同じ素材も使っていても、

坪単価がちがう
場合がある。その建物が6m×6mか、4m×9mかで

壁の長さが2m違うからだ。




こんなことをブログに書いているから「数字好き」と言われるのかもしれない。



と、いま気がついた。



昨晩は中高の同級生5人が集まり、

久しぶりに日付がかわっても飲み続ける夜となった。



36年前にスタートした中高6年間は、

7時間ちかく話続けても少しも退屈しない力をもっていた。



今年48歳を迎える僕らにとって、一緒に過ごした濃い6年と

別々の42年は、
いま丁度良いバランスになっている。



プリンに例えれば、6年がカラメルで42年が黄身の部分。

まぜて食べるとほかでは味わえない絶妙な味になる。




最近知り合った友人や、20年以上交流が続く会社の元同僚とは違う

「プリンの法則」を感じる夜だった。


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