2018/01/10
どんな時も明るく味方してくれた。
47年間、甥としての実感だ。
一昨日、伯母が亡くなった。
2ヶ月半が平均の緩和ケア病棟で4ヶ月以上がんばった。
だが平均寿命まであと干支一周分残っている。早すぎる。
まんなかの母を含め、たまにおしゃべり三姉妹が揃うと、
展開が読めない掛け合い漫才が始まった。
みなが集まる正月やお盆の密かな楽しみだった。
8月の終わりにお見舞いにいったとき手紙をくれた。
4枚の便箋にぎっしりと思い出と想いが綴られていた。
僕は47年間ずっと「あっちゃん」だった。
伯母は30年前に20歳の娘を交通事故でなくしている。
親が子を供養する逆縁は世の中で一番つらいとされる。
今頃あちらで再会しているだろう。
そう思うとき、少しほっとする自分もいる。
伯母さん、ありがとう。
2018/01/09
昨日は13回目の石音新年会で31名が集まった。
ネットで仕事をしながら毎回思う。
会うのは楽しい。
10年以上石音で楽しんでいる常連メンバー5人も、
みな80代になってきているが元気そうだった。
ふだんネット上で見ている顔写真が10年前のままだから、
会うと自然と歳月を感じる。
そして今年もまた会えた喜びがこみあげる。
言葉にするのが難しいが
同年代の友人とは会う喜びの質が違う。
石音を始めてよかったと思う瞬間だ。
2018/01/08
今日は今年最初の『上達の約束』だった。
場所は渋谷から神田に移動した。
八重洲にあったいずみ囲碁ジャパンの新店舗だ。
新しい女性メンバーが1人増えて5人となりさらに賑やかになった。
僕はメンバーが受講後にも記憶に残る気づきを
1つだけ届けるように毎回心がけている。
それには「良質な例え」が有効だ。
今日は、囲碁の陣地の価値が、着手が進むにつれて
刻一刻変化することを、坪単価(土地の値段)で表現してみたら、
思いのほか盛りあがった。
囲碁は交互に打って陣地の大きさを競うゲームだから、
相手よりも早く価値の大きな場所に打つことが鍵だ。
それをそのまま、価値の大きな場所から順番に打ちましょう、
ではだめだ。
メンバーは皆、教わる経験が豊富だから、
どこかで聞いたことがある話には、うなずくことはあっても耳はたたない。
記憶に粘ることもない。
良質な例えで表現すること。
教えるときにいつも念頭におきたい。
*上達の約束
https://peraichi.com/landing_pages/view/jotatsu-promise-igo
2018/01/06
四半世紀ぶりに会う中高の友人との話は、一瞬で時を駆け巡り、
そして時を忘れてあちらこちらで花が咲いた。
予想どおりと言うべきか、ブログに書いたとおりと言うべきか。
考えていることを話す、というより、
口から言葉が出てはじめて自分が何を考えているかわかる。
そんな感じの小気味いいテンポで話がどんどん展開した。
先月僕が訪問した長瀞の宝登山神社に
先週彼が初詣に行っていたこと。
先週僕が旅をした琵琶湖の湖南に
来週彼は出張で行くこと。
こんな偶然もあった。
「昔の仲間はもう増えない」
あたりまえのことだが、これからも大事にしたい。
*米沢牛のランチが美味しい和食の店『鈴家』
http://sakano-dining.com/suzuya/
2018/01/05
このタイトルだとふつうは「ブログの影響力」、
たとえば、ブログで〇〇が広まったとか、
□□から嬉しい話がきた、をイメージする。
筆者もそれを期待したいところだが、残念ながら違う意味の力の話だ。
このブログを続けて読んでいる方(感謝です!)は記憶にあるだろうか。
今年はまだ身体を壊していないから心配だ、
などと生意気をブログに書いたら、翌週見事に壊れてしまった。
11月は米寿の方に飲みに誘われ、
12月は誰からも忘年会の誘いが来ないなか、
唯一5歳の姪っ子からクリスマスに呼ばれたことも
嬉しさのあまり筆がすべった。
そのとき、これからきっと88歳と5歳の間からも誘いがあるだろう、
と希望をこめて結んだのだが…
なんとそのブログのあと、47歳(88歳と5歳の丁度中間!)の
高校の同級生からランチの誘いがあったのだ。
頻繁にあっている友人ではない。27年ぶりだ。
いったいどんな話になるのか。
まぁ男子校6年間も一緒に過ごした仲なので、
四半世紀やそこらまともに話をしてなくても、
一瞬で昔に戻って話が弾むにちがいない。
と、ここに書いておけば、明日はそうなるだろう。