2017/09/10
一昨日は近所に住む88歳の全碁協理事長に誘われて近所で一杯。
今日は87歳の方のご自宅で囲碁とパソコン指導。
そんな毎日の僕でも、時には同世代の仲間とわいわいやることもある。
昨日はそんな日だった。
12年前に立ち上がった20代30代への囲碁普及団体IGOAMIGO。
その当時の幹事メンバーが一同に会した。メンバーもそれぞれ歳を重ねて
30代半ばから40代後半になっている。
いつもは最年少の僕がこの写真では最年長。
明日はまた70代、35名が集まる会社OB碁会が朝からで僕が最年少。
年齢差60歳ぐらいの仲間と楽しめる日々。
これは相当な幸せだと思う。
2017/09/09
僕には今、友人とよべるシニアが10数人いる。
20歳、30歳、40歳違う方々に一つ共通点が
あることに最近気づいた。
それは僕とその人の関係が「単線」ではなく「複線」だということ。
例えば自分の先生が、別の分野ではその人が生徒で自分が先生。
これで「複線」。
さらに同じ目的を目指す同志や、趣味の仲間であれば「複々線」になる。
シニアの叡智を世代を超えて受け取るには、先輩と後輩、先生と生徒
といった一本の線が太くなっていく関係では限界がある。
線を太く、より、線を多く、を意識して様々な人とつながっていきたいと思う。
2017/09/08
人材紹介会社はコンビニよりも数が多いというが、
そのなかでも数少ない「シニア専門」の人材紹介会社を
6年前にたちあげ奮闘している方がいる。
かい援隊の新川さんだ。
http://www.kaientai-h.co.jp/about/message.html
私より20歳年上ながら、エネルギッシュに語る
その言葉にはいつも力がある。
シニアは社会の名脇役。
この考え方に強く賛同する。
名脇役になりうる多くのシニアが、心のどこかで
「出番です!お力貸してください」
と頼まれるのを待っている。
彼らを発掘して、その経験が活きる企業とマッチングする。
単なるマッチングでは中々うまくいかないだろう。
そもそもどうやって発掘するのだろう。
こんな取り組みを事業にできないだろうかと考えているとき、
ワクワクする自分がいる。
囲碁を通して人一倍、素敵なシニアと交流してきた自分が
「やらねばならぬ」事業だから。
2017/09/07
ここ数年、聞こえてくる鐘の音がどんどん大きくなっている。
暴走老人・下流老人など新しい言葉を冠した著作が売れた。
著者は何とかもっといい社会をという熱い想いで警鐘を鳴らしているのはわかる。
しかしシニアを、高齢化社会をポジティブに捉える論調が不足しているように思う。
警鐘という鐘は耳目を集める効果が高い。テレビや週刊誌などは、その成り立ちの性格も
あってどうしても鐘を鳴らす側にまわるのは仕方がない。
だからこそ、僕らは意識して鐘を鳴らさない側に座りたい。
鳴らしすぎると社会全体が必要以上に暗くなり、本質も見えなくなる。
その鐘を止めるのはあなた、なのだ。