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根本席亭ブログ 500人の笑顔を支える、ネット碁席亭日記 囲碁の上達方法やイベント情報など、日々の出来事を発信していきます。


囲碁で儲けてる人がいないから囲碁が普及しない、が持論です。

業界内で妬まれるぐらい成功している人がいない。

当然ビジネス界から一目置かれる人もいない。



業界内でプチ成功者が出ると、よし俺も私もとなって

競争が起きる。業界がアクティブになる。

囲碁が儲かるとなると、他業界からの視線も熱を帯びてさらに競争激化。

業界内のサービスレベルがあがって

囲碁認知度、プレゼンスもあがる、という好循環。



GOつながりで言えばゴルフも囲碁も、

スポンサー頼りの構造、メインプレーヤー層は一緒。

しかし業界内部が全然違う。

GDO(ゴルフダイジェストオンライン)のような

業界内のみならずビジネス界からも注目を浴びる企業がある。



その違いが、どんどん番組が無くなる囲碁、土日の午後は

どこのチャンネルでものゴルフ、そしてプロの収入格差、

知名度格差につながっている。石川遼と井山祐太、

年齢もやってることの凄さも一緒(井山のほうが凄いかも)。

収入は数倍、知名度は10倍は違う。悔しいの一言。



1度でも2度でもベクトルが上向きであれば時間がたてば

大きな結果を産む。現状はわずかだがベクトルが下に向いている。

その角度を変える起点をつくるには「儲ける」意識を

持つ
ことしかないと思う。



最近このご時世で囲碁のスポンサーを買って出てくださる方がいて、

感謝しかない。しかし長い目で見てどうか。

スポンサーは当然企業都合、トップ交代などで長期的な健康は

保障されない栄養ドリンクのようなもの。

疲れたからリゲイン飲む、を繰り返しても未来は明るくならない。



事業で成功した人で囲碁に理解ある方がスポンサーになる

構造だけではなく、囲碁で成功した人が囲碁に還元する構造を

創っていくしかない。



今までこの業界は横断的に知を共有する仕組み、

協力し合う仕組みがなかった
ので、僕がこれから作っていく。



今まであまり山に興味もなく、行ったことがあるのは小学校の遠足ぐらい。

こういう人に質問します。



もし友達から今度の週末一緒に~と誘われたらどうでしょう。



 1.登山しようよ

 2.トレッキングに行こう

 3.ハイキングしよう

 4.ピクニックに行こう



さてどの言葉にぴぴっときますか?



「登山」は頂上を目指し歩いて登るイメージ。

「トレッキング」は山には行くけど、頂上にはこだわらず横ばいに歩くイメージ。

「ハイキング」は山にこだわらず自然の中を歩くイメージ。

「ピクニック」は歩きにもこだわらず食事メインのイメージ。



答えは人それぞれです。

実はこの友人が行こうと誘っているのは人気の高尾山!



そうです。高尾山では登山もトレッキングもハイキングもピクニックもありなんです。



登山靴履いて自分の足で登っても、

ヒールでリフト使って舗装道路歩いても

頂上ではどちらも笑顔。どちらも同じ立派な「高尾山ファン」です。



囲碁の楽しみ方は人それぞれ。

囲碁は高尾山!です。



それほど興味や経験のない人にとっては、誘われても

「私にできるかな。少し面倒かな」

がスタートラインです。山も囲碁も一緒。



登山という言葉はゴール(頂上=棋力アップ)を前提とした、

ちょっと敷居が高いイメージ。



「お弁当もってピクニックにいかないかい?」



こんな言葉で、こんなスタンスで囲碁を誘ってあげてください。

気づいたら新緑の中、一緒に汗かきながら

笑顔で登ってますから。




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