2011/12/08
囲碁を教える前に必要なこと。
一つは「コミュニケーションパイプを通そう」
もう一つは 「どうして囲碁?を知っておこう」
この人はどうして囲碁を教わりたいのだろう。
(こちらが薦めて教える場合は、「どうして耳を傾けてくれるのだろう」)
これを把握してから教えるのと、把握せずに一生懸命教え始めるのでは結果が全く違います。
席亭の経験では以下3つ。
〇習い事派
ほかにも茶道・華道・書道など「お稽古」の経験があり、その一つとして囲碁も、というケース。目標を設定してある程度出来るようになると離れてしまう人もいます。
〇交流派
お爺さん、孫、友人、異性との交流ツールとして囲碁をやってみたいというケース。30歳前後の方に多くみられます。上達よりも交流。ゆるーく楽しむ派です。
〇なんとなく派
友達に薦められて。囲碁がはやっていると聞いたので。一度どんなものか知りたいと思って。→現在この「なんとなく派」が増えています。
先日の教え方講座の質疑応答ではあと「暇つぶし派」というのもいますよと。仰る通りですね。広義で「なんとなく派」にいれておきましょう。