2017/11/09
囲碁を打っていると、相手がどのタイミングでじっくり考えるかで
相手の強さがわかる。
だいたい3パターンある。
一手一手じっくり考える、
ピンポンのようにすぐ打ち返す、
じっくりとピンポンの混合、この3つだ。
混合タイプも、どこでじっくり考えるのかで強さがわかる。
自分の失敗に気づいてから考えるのか、
失敗しそうな手前で考えるのか。
失敗しそうな手前を見分ける力が囲碁の力といえる。
これは囲碁に限らずいえることかもしれない。
今日対局した小学2年生の男の子は、棋力は初段ながら
見事なタイミングであちこちで手が止まった。
こちらがワザを仕掛けるちょっと前のタイミングで、
いままで打っていたポンポン打つリズムを崩して
じっと腰を落ち着けて考えるのだ。
この落差、このタイミング、とても8歳児とは思えなかった。
この子の成長が楽しみだ。