少し前の『カンブリア宮殿』でこんな素敵な言葉に出会った。
とことん時代に遅れよう!
京都のカバン屋『一澤信三郎帆布』の店主が言っていた。
世界最古のゲーム「囲碁」を仕事にして
いまだスマホを持ったことのない僕は、
激しくうなずくしかない。
洋室に畳を敷きわざわざ和室にして布団で寝起きしている。
ふつうは逆だそうだ。
これから建てる家も、床の間、掘り炬燵、縁側、濡縁、出窓と、
時代遅れに見えるかもしれない。
こうなったらついでに歳をとるのも遅れてしまいたい…
どうやら精神年齢の歩みは、ちゃんと遅れているようだ。