根本席亭ブログ 500人の笑顔を支える、ネット碁席亭日記 囲碁の上達方法やイベント情報など、日々の出来事を発信していきます。

2013/12/05

教え上手になろう!(9)


棋力は関係なし、知ったかぶりでどんどん教えよう!

前回寅さんから教わったことでした。

今日は、教える時に一番注意してほしいこと、言います。



「相手の土俵で教えよう!」



えーな~んだ、そんなことはいつもやってます。

はい、そうですか。では相手が少し変な手を打ったとき、

こんなこと、やってませんか?



 「あっこれはこっちじゃなくて、こっちなんですよ。」



初心者は、自分なりに一生懸命考えて、ドキドキしながら打ってます。

手直しされてしまうと(正解を言われると)、ほとんどのケースでは

あっそうなんですねー。(という顔をして)

分かりましたー。(となってスルーします。)

なぜなら・・



質問したくても、何を質問していいのかわからないな。

せっかく親切で教えてくれてるのに(分からないって言ったら)悪いな。

こんなこと聞いたらバカだと思われるな。



しかし心の中では・・

「えーでも私はこうしたいからここに打ったんだけどなー」

「俺のこの石は、この手はいったいどうなるんだー」

「どうしてこの手じゃだめなんだ」



ではどうすればいいでしょう。

席亭のお薦めする作戦は



○ 笑顔で、「どうしてそこに打ちましたー?」と、まず相手の考えを聞く

○ その返答をうけて、『徹底的にポジティブに!』 まずその手を褒める

○ そして、ほかの選択肢はないか、再度考えてもらう



この3ステップです。

このキャッチボールがしっかり出来れば、

正解をあわてて教える必要はありません。(!)



皆さんは、正解を教えたい気持ち、抑えてますか?



今日のキーワードは『相手の土俵』でした。次回も続きます。



yjimage[4]


 

PAGE TOP