先日テレビで放送された『男はつらいよ』誕生秘話のなかで、
これは「愚兄賢妹(ぐけいけんまい)」の物語だと山田洋二監督が言っていた。
僕は寅さんのファンなので、この言葉がピッタリであるのはよくわかる。
一方、10年ほど前に大ヒットした米国ドラマで『プリズンブレイク』がある。
ついはまって何度も見たものだ。
一言でいえばこれは「愚兄賢弟(ぐけいけんてい)」の物語だ。
人の心をとらえるストーリーに「愚兄」は大事な役割を
果たしているのだろうか。
そういえば僕には2歳下の妹と5歳下の弟がいる。
2人にはいつも心配をかけているが、何らかの役割を担っていると思いたい。