2014/05/30
囲碁で儲けてる人がいないから囲碁が普及しない、が持論です。
業界内で妬まれるぐらい成功している人がいない。
当然ビジネス界から一目置かれる人もいない。
業界内でプチ成功者が出ると、よし俺も私もとなって
競争が起きる。業界がアクティブになる。
囲碁が儲かるとなると、他業界からの視線も熱を帯びてさらに競争激化。
業界内のサービスレベルがあがって、
囲碁認知度、プレゼンスもあがる、という好循環。
GOつながりで言えばゴルフも囲碁も、
スポンサー頼りの構造、メインプレーヤー層は一緒。
しかし業界内部が全然違う。
GDO(ゴルフダイジェストオンライン)のような
業界内のみならずビジネス界からも注目を浴びる企業がある。
その違いが、どんどん番組が無くなる囲碁、土日の午後は
どこのチャンネルでものゴルフ、そしてプロの収入格差、
知名度格差につながっている。石川遼と井山祐太、
年齢もやってることの凄さも一緒(井山のほうが凄いかも)。
収入は数倍、知名度は10倍は違う。悔しいの一言。
1度でも2度でもベクトルが上向きであれば時間がたてば
大きな結果を産む。現状はわずかだがベクトルが下に向いている。
その角度を変える起点をつくるには「儲ける」意識を
持つことしかないと思う。
最近このご時世で囲碁のスポンサーを買って出てくださる方がいて、
感謝しかない。しかし長い目で見てどうか。
スポンサーは当然企業都合、トップ交代などで長期的な健康は
保障されない栄養ドリンクのようなもの。
疲れたからリゲイン飲む、を繰り返しても未来は明るくならない。
事業で成功した人で囲碁に理解ある方がスポンサーになる
構造だけではなく、囲碁で成功した人が囲碁に還元する構造を
創っていくしかない。
今までこの業界は横断的に知を共有する仕組み、
協力し合う仕組みがなかったので、僕がこれから作っていく。