2018/01/10
どんな時も明るく味方してくれた。
47年間、甥としての実感だ。
一昨日、伯母が亡くなった。
2ヶ月半が平均の緩和ケア病棟で4ヶ月以上がんばった。
だが平均寿命まであと干支一周分残っている。早すぎる。
まんなかの母を含め、たまにおしゃべり三姉妹が揃うと、
展開が読めない掛け合い漫才が始まった。
みなが集まる正月やお盆の密かな楽しみだった。
8月の終わりにお見舞いにいったとき手紙をくれた。
4枚の便箋にぎっしりと思い出と想いが綴られていた。
僕は47年間ずっと「あっちゃん」だった。
伯母は30年前に20歳の娘を交通事故でなくしている。
親が子を供養する逆縁は世の中で一番つらいとされる。
今頃あちらで再会しているだろう。
そう思うとき、少しほっとする自分もいる。
伯母さん、ありがとう。