2017/11/19
何かをきっかけに興味をもって扉をあける。
あけてみたらさらに興味が沸いてくる。
この循環を起こすのは僕の場合「言葉」であることが多い。
ある番組で作庭家の「ねばりのある石」という言葉に出会った。
初めて聞く表現で耳が立った。
ねばりがあるとは、石に重さ、重量感があるということ。
それは石の大きさ、重さではなく、性根、魂が入っていることだという。
どれが「ねばっていて」
どれが「ねばっていない」のか。
実際目にしたとき、感じられるかどうか。
心の奥で、早く庭を、石を見て確かめたいという声が聞こえる。
いつ消えてしまうかわからない小さい声だが、
この声が消えるまえに、ねばりのある石に会えるかどうかが
次のステップに進む鍵となる。
さて今週水曜夜に、渋谷で2回目のセミナー『上達の約束』を開催する。
「上達」について、囲碁に限らず、上達したい人、
させたい人と一緒に座談会形式で考える。
自分にとって上達のきっかけは何か。
それが見つかる場にしたい。
セミナー『上達の約束』(11/22渋谷)~本気で上達と向き合う~
https://peraichi.com/landing_pages/view/jotatsu-promise