2017/10/26
最近、タイトルに惹かれて思わず買ってしまった本が2冊ある。
『それでいいのか 蕎麦打ち男』 残間里江子著
『悔しかったら、歳を取れ!』 野田一夫著
「蕎麦打ち男」は予想どおり面白かった。
「悔しかったら」は予想に反して今必要なく、文字どおり悔しくなった。
あらためて「タイトルの力」を体験で学んだことになる。
僕が一昨年上梓した本『目のつけどころはシニアに学べ』は、
最初の本ながらよくこのタイトルが降ってきたと感謝している。
編集者のアドバイスではなく、自分で決めたこのタイトルは、
練りにねったというより、いくつものアイデアを、幾日も頭に浮かべては
消す作業を繰り返していたら、ある日突然降ってきたものだ。
正直言って偶然の産物だ。
本を読んだ人にはタイトルがいいねと「目のつけどころ」を褒められたり、
そのあと「目のつけどころ」セミナーを幾度も開催するきっかけにもなった。
あの経験は、タイトルに対する取組む姿勢を僕に教えてくれた。
いま新たに産み出そうとしている2つの事業、
『上達の約束』と『名脇役』。
どちらもタイトルが気にいっている。
これは事業をやるうえでとても大事なことだと思う。