2018/07/07
GW明けから始まった右手首の腱鞘炎がなかなか治らない。
先日4軒目の医院の門をたたいた。
元来腰痛持ちなので、整体にはよく通うほうだ。
しっかり施術してもらい、コリがほぐれて気持ちがいいのがいい先生だ。
だがそこは違った。
「はい、では右手全体を、自分のものではないぐらいに力を抜いてください」
完全に力を抜くというのは意外と難しい。
先生がそっと僕の右腕をもちあげるときに、つい期待にこたえて
自分で右腕をあげてしまう。
途中で10秒ほど停止する。揉んだりせず、痛むところを
手で軽くさすってそのまま静かに元に戻す。
施術は基本、それを繰り返すだけだ。
次こそはステップアップするのだろうという期待を
見事に裏切ったまま時間がすぎていく。
「先ほど痛かった動き、手首をまわしてどうですか。親指を曲げてどうですか」
そんなことで治るわけないだろう、と思ったが、あら不思議。
先ほどまで痛かった手首をまわす動きをしてもあまり痛くない。
親指を曲げて痛かったところは痛みが3割ほどやわらいだ。
「しっかり揉んでコリをほぐす、というのは気持ちがいいとか
痛みがやわらぐ効果はあるでしょうが、ほんとうにコリがほぐれているかというと
そうでもないのです」
不思議そうな顔をしている僕にむかって、筋肉や骨が痛むというのは
どういうことか、タオルをつかって説明してくれた。
「はい。今日はここまでにしましょう。
もうこれ以上今日よくなることはありません」
時計を見ると施術を始めてまだ30分たっていない。
1回5千円ということなので、1時間ほどかなと勝手に思っていたが、
一度に過度な治療するのもマイナスなのか。
簡単そうな施術なので、帰宅後つれに頼んで、
同じようにやってもらう。
これまたあら不思議。
痛みは少しも変わらなかった。
*西新宿 肩こり腰痛整体院
http://www.nishishinjuku-seitai.com/syoujou/kensyouen.shtml