2017/09/23
何十年も前に両親が八王子に購入したお墓を、都心型に引越しした。
そのお墓にはまだ誰もはいっていない。
お彼岸ということもあり、お墓参りの人で建物内は混雑していた。
ICカードをかざして待つこと1分。
空いているブースが自分の家のお墓となる。
お墓なんて興味ないといいながらも法曹界にいた父は、
永代供養の法的意味や50年後のビル耐用年数後の権利関係など質問していた。
こうしたタイプのものが世に出てまだ10数年だが、
今日購入したところは、7,000家族のお墓を収容する能力があり、
既に2/3は販売済という。
年間使用料も50年分前払いした。50年後、僕は97歳。
その頃のことを母は色々と心配していた。
弟がひとこと。
「大丈夫。その頃は母さんもう口だせないから」
笑いがおこった。
つい20年前、いまの様相は考えられなかった。
進化するお墓は、50年後はどんな状態になっているだろう。