みなさま、こんにちは。水曜の夜の指導碁を担当している、笹子と申します。
稲本インストラクターを見習って、私も軽く自己紹介をさせていただきます。
私は23年前に祖母から囲碁を習いました。
その後、プロを志すも実力不足で高校3年で断念しました。
大学時代は初めて囲碁以外のことに熱中して、囲碁から遠のきました。
もうプライベートでは碁石を持たない・・・と思うほどでした。
あんまり長い片思いで疲れたみたいです(笑)
ただ離れたことで、大局観が身に付き少し強くなった気がします。
そして入門指導をする機会をいただきました。
そのうちに改めて、囲碁が大好きなんだということに気が付きました。
もう両想いにはなれなくてもいいから、これからは全力で好きでいます(笑)
私が感じてる囲碁の魅力を、
みなさまに少しでもお伝えできたらいいなと思っております!!
さて、本題の「お気に入りの場所」ですね。
私はいろいろ迷ったり、何か不安になったり・・・
むしろ何もなくても行きたくなる場所があります。
それは、多摩川沿いです。
保育園児の時のお散歩から始まり、家族や友人とのバーベキュー。
恋の始まりや、終わり。
やりたい仕事が出来なかったとき。
子どもとのピクニックなどなど・・・。
数えきれないほどの思い出があります。
その中で一番 のエピソードをお話しさせてください。
ちょうど10年前の3月に、「夜のピクニック」をしました。
親友と多摩川沿いを夜に延々と歩くだけ。
ただただ歩いて、ぽつりぽつりと話す。
真っ暗な澄んだ空気の中で、誰もいない多摩川を二人占め。
ただ調子に乗りすぎて30キロくらい歩いて、盛大に筋肉痛になったことは内緒です。
何かに迷ったり、見失ったときは、ただひたすら走って(もしくは歩いて)頭をからっぽにする。
そしていいことを思い出すと、また頑張れます。
「夜のピクニック」という恩田陸さんの小説でも、登場する高校生たちは最初色々なことを悩んでいます。
でも一歩踏み出してピクニックが始まってしまうと、だんだんと頭がからっぽになっていきます。
そのうちに色々なことを思い出して、新たな自分になっていきます。
私にとってのその場所は、多摩川沿いなのです。
みなさまも、身近にある気持ちいいところをお散歩してみてください!
笹子理紗